Dell Inspiron 14 (5415) を買いました
ノートPCを購入しました。Inspiron 14(5415)です。
かなり高性能なCPUの「AMD Eyzen 7 5700U」を搭載しつつ、Ofiice無しで値段もお手頃なモデルです。
なぜ購入したかといえば、今まで使用していたノートPCが性能的に厳しく、使いたいシーンであまり使う気になれず、「何のためのノートPCなのか」と改めて見直したからです。
その使いたいシーンがこのブログ。カフェとかで勉強に集中できるタイプなので、出先で使えるノートPCが欲しいと思っていました。
また、自宅にあるデスクトップPCとHDMIケーブルで繋げればデュアルディスプレイで作業効率UPするじゃん!と思い立ったからです。
安くてそれなりに性能の良いPCを探していました。
本当に7万円台?申し分ない性能
購入した理由を一文でまとめると、「購入価格は7万円台。それでいて性能が高い!更には安心のDell製」です。このバランス感に惹かれて購入しました。
その性能について少し深堀していきましょう。
筆者はPC自作は出来る程度の知識はあるけど、そこまで詳しくないからご愛敬を
CPU
MD Ryzen™ 7 5700U 8コア/16スレッド モバイル プロセッサー Radeon™ グラフィックス付き
とにかくこのCPU性能と価格の割安さに惹かれて購入しました。7万円台でRyzen 7 5700U買えるなんて…!
このレビューを見ている皆さんの中には、数年前に購入したPCからこの文章を読んでいる方もいらっしゃると思いますし、過去私が購入したPCと比較レポします。ノートPCとデスクトップPCを1台ずつ購入しています。
2015年、ASUSのEeeBook X205TAというノートPCを35,000円程で購入しました。搭載CPUはAtom Z3735F。
PC自由帳(https://pcfreebook.com/article/458775622.html)様によると、PassMarkスコア等は下記の通り。
2017年、BTOのドスパラ製Diginnos MonarchシリーズのLK i7-6700KというデスクトップPCを12万円程で購入しました。今でも現役で使用しています。搭載CPUは当時としては最先端のCore i7 6700K。このCPUのスコアは…?
そして、今回購入したノートPC、Inspiron14 (5415)にはRyzen7 5700Uが搭載されています。このCPUスコアは…?
と比較にならないレベル。7年前に購入したノートPCは安いし、そのスペックが低いのは理解できます。でも5年前に購入したデスクトップPC(普通にオンラインゲームとかが出来るスペック)さえここまでの大差を付けています。
やはりハード性能の進化は早いです。「ノートPCは性能が低いから…」という枕詞は最早過去の遺物ですね。
公式でもRyzen7は、ゲームプレイはもちろん、ゲーム配信や動画編集も可能としています。
メモリ
8GB, 1x8GB, DDR4, 3200MHz
まぁ悪くはないけど良くもないレベルです。欲言えば16GB欲しかった。
とはいえ2017年に購入したデスクトップPC、Monarch LEは「4GB DDR4 SDRAM」ですから、やはり2017年当時の新作デスクトップPCよりも良い数値です。
ハードドライブ
512GB M.2 PCIe NVMe SSD
容量は512GBあれば個人的には十分です。足りなければクラウド使えば良いですし。動画とか容量の大きいデータを扱う方は外付けSSDを併用するとか、別の手段が必要ですね。
また、HDDとSSDの違いがよく分からない方もいらっしゃると思うので超ざっくり説明しておくと、HDDよりSSDの方が最低でも3倍程度読み込むスピードが速くなります。
PCを選んでいる最中、HDDの選択肢が無く「もう当たり前のようにSSDなのか…」と感慨深い気持ちになりました。
2017年に購入したデスクトップPC Monarch LEは純正では「500GB HDD (SATA3)」です。私は一部SSDを搭載するカスタマイズ(Cドライブのみ)をして、「起動めっちゃ早くて快適!」と記憶してますが、当時はSSDはとても高級で全てをSSD化は到底出来ませんでした。ですので、これもInspiron 14の方がお得感があります。
グラフィックカード
AMD Radeon™ グラフィックス 共有 グラフィックス メモリー 付き
所謂オンボード(共有)グラフィックです。専用ではありません。なので、そこまで特筆するような性能の高さではないと予想は出来ますが、何とも比較していない以上明言するのは控えておきます。
ただ言えるのは、3Dや高解像度のゲームをプレイする予定が無ければ、オンボードでも問題は無いでしょう。ゲームする人には少し物足りない可能性がありますが、これが明言できない部分です。
ポートとスロット
- Micro SDカード リーダー
- USB 3.2 Gen 1 Type-A
- ヘッドセット ジャック
- 電源ジャック
- HDMI 1.4b
- USB 3.2 Gen 1 Type-A
- USB 3.2 Gen 1 Type-C™(DP/PowerDelivery対応)
一番下、PowerDelivery対応のType-C端子搭載って凄いですね…本当に時代を感じます。
要は、Type-C端子で充電出来ちゃうってことです。専用ACアダプターも付属していますが、例えば普段Androidの充電に使っているType-Cケーブルから充電出来てしまいます。
この規格が一般化したら、専用ACアダプターなんて必要無くなってしまうんだろうなぁ…。
見た目ヨシ!
ディスプレイ
14.0-インチ FHD (1920 x 1080) 非光沢 LED バックライト 非-タッチ スリム ベゼル WVA ディスプレイ
良く思うのは、14インチのノートPCってベストサイズだよなぁ…と。持ち運びと実用性が兼ね備えられています。とても良いサイズ感です。個人的には15.4インチは持ち運ぶサイズでは無いと思ってます。
これは個人差があるかもしれませんが、私は非光沢のモニターが良いです。何故ならば光沢に比べて目への負担が少ないから。私のようにブログを長時間書くような用途や、仕事や、長時間に亘るゲームプレイ等をする方にとっては適しています。反対に、繊細な絵や写真を扱う方にとっては光沢ディスプレイの方が適していると言えるでしょう。
非タッチなのは少し残念かもです。理由は2点。まず1点目は「あるに越したことはない」。2点目は「複数人で集まって1つのディスプレイを見るときに直感的に分かりやすく伝わる」です。
職場ではタッチ式のノートPCを使っていて、普段1人で仕事しているときにタッチ機能を使うことは無いのですが、複数人集まった時にはよく使用します。何を伝えようとしたいのか、何をどう引き足しをして、修正したいのかが直感的に分かりやすいからです。逆に言えば、1人で作業する以外の環境に置かれなければ全く問題はありませんね。
カラー
プラチナシルバー
私は悪くないと思います。取り分け良いとも感じませんが。
悪く言えば「仕事用パソコンの色」って感じ。良く言うと「品がある」です。斜めから見ると、緑や青が交じり合ったような色にも見え、深みと少し高貴な色にも見えます。
また、見栄えの9割以上を印象付けると言っても過言ではないトップカバー(天面)とパームレスト(キーボードの下)がアルミ素材で作られており、作りとしてはかなり高級感があります。無難に良い選択にはなり得るかと思います。
キーボード
タイタン グレー 日本語 バックライトキーボード
良い点と悪い点があります。
まず良い点。打鍵感や音がちょうど良いです。これはかなり好き。基本的な配列も悪くなく、ストレスがありません。また、斜めから見たバックライドもオシャレ。
次に悪い点。「back space」の上が「delete」じゃないのと、「上下」が1マス分の中で分かれています。デスクトップPCに触りなれているとかなり違和感。こういうのって徐々に慣れていくものなので、実はあまり問題なかったりするんですけどね。
この記事をInspiron 14から書いてるけど、もうこのキーボード配列にはかなり慣れました
寸法・重量
- 高さ:(前面):17.02 mm、(背面): 17.99 mm
- 幅:321.27mm
- 奥行き:212.8mm
- 最小重量:1.442 kg
サイズ感は14インチディスプレイ搭載のノートPCとしては違和感ないサイズ。むしろ丁度良い。
重さは少し感じますね。ほぼアルミを採用しているから仕方ないかもしれません。でも持ち運べないような重量ではなく、十分許容範囲です。実際に持ち運んで使っています。
会社で使っているノートPCはほぼ全面プラスチック製なので軽いです。もちろんその分見た目は損なわれています。機能性を追求した感じ。と考えると、このInspiron 14は少し遊び心ありますね。
楽天カード持ってるなら楽天市場店で購入するのが絶対にオススメ
私はDell公式ではなく、Dell公式オンラインストア楽天市場店で購入をしました。
▼ここです
2021年10月に楽天市場店で実際に購入した内訳は下記の通りです。
小計(税込) 100,770円
クーポン利用 -14,000円
ポイント14倍 -12,417円 ※計算値
—————————————
合計(税込) 74,353円
私が半楽天経済圏ということもあり、大分ポイントが付きました。この記事を書いている現在もポイント10倍を謡っており、プラス4-5%アップするだけで私と同じくらいの還元率になります。
語弊が無いようにお伝えをしておくと、「ポイント14倍」というのは使用したポイントではなく、貯まるポイントです。戻ってくるので割引と同義と考え、計算上この場で引いてます。
当時のDell公式ページ(https://dell.to/3q7jOVY)の価格は分かりませんが、クーポン適用で「79,663円」と書いてあるのを見ると、5,000円以上安く購入できていますね。購入見当時も5,000円程度安く購入できたぞ!と喜んだ記憶があります。
今現在(2021年11月7日)の楽天市場の価格と比較しても、91,610円ー9,161円(ポイント10%)=「82,449円」ですから、Dell公式よりも少し高めに設定していますね。メーカーとしては公式自社ECで安く販売するのは当然と言えるでしょう。
ですので、楽天カード等を初めとして、楽天経済圏である程度生活されている方であれば楽天市場店で購入するべきです。楽天カードを持っているだけでも、0と5のつく日にエントリーして購入すれば5%アップとなり、これだけでDell公式よりも安く購入できます。
PCケースはワンサイズ大きめを選んでおくと安心
▼私が選んだPCケース(ラップトップケース)はこちら
このPCの画面サイズは14インチですが、15.6インチ用のPCケースを使っています。
この手のPCケースは見た目がスマートで良いですが、ポケット(チャック)は遊びの部分が無いので想像以上にモノが入りません。ですので、ワンサイズ上にして余裕を作っています。多分14.1インチ用のケース買ってたらACアダプターやマウス入らないんじゃないかな…。
ポケットが別途設えてるようなケースならその心配はありませんが、この手のモノにはご注意を。もちろんポケットを活用しないのであれば、ワンサイズ大きくする必要性もありません。
一か月使ってみた感想。やはり定期的にPCは買い替えた方が良い
▼感想を箇条書きします。
- ブログ執筆、画像編集、動画視聴は極めて快適
- カフェや出先で高性能な環境があると作業が超捗るし、ストレスが無い
- 家の中でも定期的に作業環境を変えると気分転換になる
- デュアルディスプレイはやっぱり効率的
- デスクトップPCじゃなくても良いかも。もうノートPCの時代かもしれない
- 定期的にPCは買い替えた方が良い
私が今回声を大にして言いたいのは、6の「定期的にPCは買い替えた方が良い」です。
とにかく性能の進化が凄まじく、そして安価になっています。そして、メルカリのように簡単に売れる環境が整っています。PCのような高価格帯の電子機器は、中古でも需要があります。スマホも同様ですね。加えて、性能が上がれば効率的に作業ができる、という話ももちろんです。
でもそれ以上に伝えたいのは、モチベーションを下げる要因を自分以外が生み出してしまうことは極力避けた方が良い、と思っています。
こんなにも安く高性能なPCが手に入る時代に、PCの性能が低いことでストレスを溜めてしまい、モチベーションが下がってしまう…それは極めて勿体ないと思います。モチベーションは生モノです。生かすも殺すも自分次第です。
今持っているPCを売って、新しく高性能で安いPCを手に入れる…その差額はそれ以上のモノを生む可能性もありますからね。
上記はなんとなく私と同様にPCで何か仕事をする方向けに告げているように伝わるかもしれませんが、完全な娯楽用途でも同じです。娯楽でストレスを溜めるのは全く意味が分かりません。
直接的に娯楽は金銭な価値を生み出しませんが、その前後の本業の仕事に少しでもプラスの影響があれば御の字です。
Inspiron 14 (5415)を選択肢の一つにしてみては
2021年11月7日現在の価格.comのランキングでもInspiron 14は売れ筋ランキング1位・4位にランクインされており、人気商品です。1位・4位は今回した5415と比較すると少し性能が低い分、安く販売されていますね。
実際に私も購入して満足度かなり高いので、オススメです。
Dellさん、良いPCをありがとう
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