自称「酒がすすむ米菓子」麻辣球、なんとも中途半端

コンビニで見かけた「麻辣球」

柿の種で有名な亀田製菓が全国のコンビニエンスストアで販売している「麻辣球」。

2月15日発売の新商品です。価格は110円程度。安いですね。

中華ブロガーとしてこれは買わないと！と思い立ちましたのでレビューします。

「麻辣球」を実食

如何にも辛そうなパッケージ。Fried Rice Crackerなので、揚げ米菓的な感じですね。そこはやはり亀田製菓。新潟の米どころです。

国産米が最も配合率多く、その後は植物油脂。やはり米菓はカロリー的に震えますね…。

内容量は40g。1回で食べきれる少なめな量です。

たった内容量40gで206kcalに脂質11.6gはヤバいですね笑

たんぱく質の少なさと食塩の多さも怖い…。

米菓に健康は求めてはいけませんね。

袋から出してみました。形は金平糖みたいですね（縮尺分からないと”から揚げ”みたいにも見える）

改めてになりますが、小皿に乗り切る量。大分少なめです。

匂いは完全に麻辣。職場とかでは少し匂ってしまうかも。そのくらい強めの匂いです。

片手で簡単に摘めるサイズです。金平糖よりも少し大きいくらいかな？食べやすさを感じます。

食べてみると少し不思議。ベースが米なので、親しみのある食感というか。味は麻辣で中華なんだけど、実家で食べ慣れてもいる感じ。これ亀田製菓さんの「つまみ種」に入ってない？

中国にも同じように「花椒锅巴（おこげ）」という米菓がありますが、それらとは形状が違います。明らかに食べ慣れている感じ。「おふくろの味」という言葉がありますが、これって形状や食感も込みなんだなぁと実感しました。

味は美味しいです。ラー油的な味。ただ全然辛くは無いです。この毒々しい赤色をパッケージに使うならばもう少し勝負できたんじゃないかなぁ…。個人的に辛い物が好きということもありますが、悪い意味で裏切られたのでマイナスポイント。

ということで、形状・食感・辛さ、全てが中華風でも無く、パッケージとのミスマッチも感じます。申し訳ないですがリピートは無いかな。

「麻辣球」は辛いのニガテな人向け、辛さを求める人には向かない

ベースの味はちゃんと美味しいです。辛さが苦手ならちょうど良いかもですね。米菓嫌いな人というのも中々いないでしょうし、万人に浅くオススメできるタイプの安牌な商品。

あと少量で満足できる人というのも必要な条件ですね。この前のレビューもそうですが、私はコンビニで買えるものに対する量への不満はいつも持っているので、単純に私が食べすぎなだけかもしれません。私はコンビニのターゲットじゃないのかも。相対的に見てもそんなに大食いではないんだけどなぁ…。